全国銘木展示大会(全銘展)とは

全国銘木展示大会の歴史

全銘展までの道筋

昭和29年湯河原での総会で、全国銘木協会から全国銘木連合会へと改称されました。当時各地持ち回りで総会が開かれておりましたが、30年の定時総会は、開かれた地である京都嵐山で開催されました。この総会で以後の総会開催の方法に新機軸をもたらした重要な決議が採択されました。大阪の今木氏より、「これからはただの総会にとどめず、同時に銘木を広く集荷して展示即売会を開催してはどうか」という発言から総会と同時に銘木の展示即売会を開催すること、開催地は地方持ち回りとすることが決定されました。そして31年総会は、高知S時で開催されることになりました。

全銘展開催

第1回の全国銘木展示大会は31年4月11日より3日間高知県銘木協同組合が実行委員会となり開催され、大きな成功を収めました。この総会と展示即売会を結合し、地方持ち回りとする方式は高度経済成長期に対応し、地方の銘木市場に刺激を与え、銘木業界の発展に大きく寄与したものでありました。現在に至るまでこの方式が継承されていることがその事実を示しているといえます。

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銘木業界の発展

第1回からの全銘展の実績を見てみますとオイルショックや長期不況に直面しながらも大きく拡大している様子がうかがえます。第1回の高知大会での売り上げ3,200万円が17回の大阪大会では20億円の大台を超え、25回の奈良大会ではなんと28億7,000万円の売り上げを記録しています。
昭和25年に木材統制は撤廃されました。当時連合会に加入していた組合は10組合くらいでしたが、組織を拡大して体制を整備することが先決として“1県1団体”の目標を掲げながら積極的に組織化工作に乗り出しました。昭和60年には、25団体の加入で、組合員の数は1,900余名にものぼりました。

現在の全国銘木展示大会

残念ながら令和2年度のコロナ禍の拡大により、中止のやむなきに至りましたが、令和3年11月には、つくば銘木協会実行団体下で久しぶりに関東で開催され、つくば銘木協会としては初の大家うぃお成功に結び付けることができました。
そして令和4年度大会は大阪にて開催されることが決定しております。

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